VMD。
VMDは、空間デザインを主軸とする「ビジュアル・コンセプティング」の一要素となる時代に入っています。小売のみならず、顧客を呼ぶ「場」はすべて、オフィスも住まいもビジュアルコンセプティングが重要になってきました。その流れの中で、これからの時代の「ビジュアル・マーチャンダイジング」=VMDは、業態多様化や購買方法の変化、お客様のライフスタイルや属性の多様化、媒体進化、営業戦略の革新化がすべての前提になります。五感六感に訴え、その世界観に没入できるような新しい手法と表現による"ビジュアルイメージ"の創出にどんどんチャレンジしないと、お客様の共感も支持も得られません。
当然ながらMDPなどの「古来からの論法」のままでは脱却しにくいのですが、その「古来からの論法」=「基本」です。基本を知っていてこそ小売ビジネスとして効果的に脱却できることもあります。「革新することと守ること」の設定が個々の店舗や売場で必要であり、それは感性派にも理論派にも共通することだと考えています。
これをベースに、今後はより精度の高いバーチャル空間のVMD表現としてこれまでのVMDノウハウを移植、進化させたり、ウェブサイト構築へ応用していく「VMDX」への対応が求められるでしょう。
弊社は百貨店の売場作りでの経験が業務のベース。あらゆる商品領域とサービスを扱い建物構造とお客様の回遊を科学するその業態特性から、VMDや陳列の「普遍的な基本」や「計画運営管理」、建築物や売場の「環境づくり」、装飾や造作を用いた「演出計画」や「販促計画」、それら総体としての"ビジュアルイメージ"を語るベースを知り尽くしています。経営視点とマーケティング活動の先にある”ブランディング”としてのVMDの捉え方、"ビジュアルイメージ"やCIまで含む"ビジュアルアイデンティティ"といった大局的な捉え方を大事にしています。
セオリーに囚われない柔軟性とアイデア、そして誰にでも通じる基本を併せ持つ人がいちばん市場価値を産むと考えます。そして、VMDは楽しい!こんな楽しい仕事はそうそうありません。私は長年この仕事に関わることができて本当に幸せです。このフィールドを目指す方に少しでもお役に立ちたいと思っていますし、お役に立てたら幸せです。
2DISPLAY 代表取締役VMDコーディネーター 田邉 潤一
田邉 潤一 略歴:
1968年生まれ、東京都出身。
三越伊勢丹で装飾・ストアプラン・MDPの総体としての企業VMDとビジュアルイメージ創出に20年以上一貫して携わり、リテールビジネスにおけるストアプランニングとVMDマネージメントに精通しています。
マーチャンダイジング・環境・演出をトータルにコーディネーションすることで、お客様と販売サービスに合わせた最適なVMDを提供し、VMDを通じて「企業価値」「店舗価値」「商品価値」「顧客価値」といった価値を上げることを目指しています。
豊富な実務経験によるノウハウと知識、業界での人脈を活用し、VMDにまつわるあらゆるご要望にお応えしてまいります。
職歴:
・日本ビジュアルマーチャンダイジング協会正会員
・ファッションビジネス学会正会員
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