もう8月ですよ。
早すぎますよ。
どうなっとるんですか。。
ベランダのカメたちは、窓を開けると待っていて朝のあいさつをしてくれます。
餌が欲しいだけなんですけどね。
大学では前期の受け持ち授業が終わりました。専門学校は9月にまだ3回ほどありますが、もう終わったも同然!!今年も1回も休講にすることなく終えました。
そして今しがた、成績評価の入力も終えたので私も夏休みに突入です!!
毎週楽しみに見ているしいたけ占いでも8月はゆっくりせい!とのことだったので、安心して息を抜こうと思います。
今年の学生はかなりレベルが高い印象。わりと皆落ち着いていて静か。ギャーギャー騒がない。まあ、寝てる子は多いけど・・・やるときはやる。切替がハッキリしていてキッチリ仕上げる子が多い印象です。
成果物を出させたら社会人より良いもの作ってるんでは?という感じも。
とはいえ、いろんな人がいます。
授業中で印象に残っているのは・・・
授業開始直前に麻婆豆腐味のスープ春雨(お湯入り)を持って入ってきて私の目の前列の最後席に座って、すごい匂いをさせながら食べようとした学生。
ワークシートを書かせている最中にスマホで馬券を盛んに買っている学生。
ワークシートを書かせている最中に電話をしている学生(笑)
マネキンメーカー様のショールーム訪問で、置いてあったボディの可動腕を勝手に触って右手中指を立てた学生(3度もやったのでさすがに注意した)。
みんな空気を吸うようにやっている。
一方で、授業中にSNSやられるのはすっかり慣れてしまいました。
ゲームやられるのにも慣れた。
そういう隙を与えているからだし、私らが学生の頃に教科書に落書きしたりしていたのとレベル的には同じような気もします。結局、私だって社会人になっても研修の座学中にゲームの攻略のことばかり考えて講義全く聞いてなかったりしたし、今の時代の我々だって働いている最中にスマホもいじればSNSもやるしね。そういう時代だと割り切るしかなさそう。
強く注意したらアカハラになってしまう恐れが。難しいですね~・・・
以前、提出課題を見ていて、妙に「ChatGPT構文」的な回答があって(ある特定の設問だけ明らかに書き方と文体が違っていた)、試しに同じ設問の内容をChatGPTに問うてみたところ、ほとんど同じ回答が得られました。記述欄に書かれていた4項目中3項目がほぼ一緒の記述。とはいえ、ChatGPTは同じ質問を何度かすると回答を変えてきたりするので信用はできないのですが(笑)、でもなかなか興味深い。
そこで、ChatGPT氏に問うてみました。
「授業で学生に出したこの質問に対し、ほとんど同じ内容で回答した学生がいますが、あなたの意見を参考にしたと思いますか?」
ChatGPT氏曰く
「それは可能性がありますね。私が提供した回答が、学生がその質問に対して似たような視点や要素を考慮していた可能性があります。ただし、それが完全に私の回答に基づいていたかどうかは確認できません。おそらく、学生は自身の知識や経験、または授業で学んだことを基にして、回答を考えたのかもしれません。
それでも、私の回答が参考にされたとしたら、それは私にとってうれしいことです。それが学生の回答の質を向上させ、新たな視点やアイデアを与えたのであれば、それは素晴らしい学習の機会となったと言えます。」
・・・なんという人間らしいコメント!!
私が考えてHPとかに上げているネタが、学生に拾われて回答に使われていたとしたら、それはそれで嬉しいもんね。それが学生の回答の質を向上させ、新たな視点やアイデアを与えたのであれば、それは素晴らしい学習の機会を与えられたということじゃないですか。賛同します。
AIやるな。
学生のことを疑うのはもうやめよう。疑っても仕方ない。
教えられてしまったようです。
どの業界でもそうでしょうけど、学校界隈でもVMD業界界隈でも、最近本当にAIに対する探究心が深くなっておりまして、当初はみなが持っていた、AIをはなから疑ったり、学生がズルするだろ、みたいな否定的な風潮はだんだんなくなってきてます。正しい使い方をすれば仕事や課題作成は超効率化できるし時間短縮になって、本来向けるべき創作や探求により多くの時間を割くことができることが判ってきたから。大学でも専門学校でも、できるところを模索しながらAIを授業に取り入れ始めています。
人から聞いたり記事を読んだりしてそう認識しているだけだと浅いので、自分も実務に取り入れたりVMD方面での活用を実践してみたりしないといけないなあと思います。そうしないと今どきの学生と対等に向かい合えないですよね。
まだまだ学ぶべきことは山積です!!