コロナ禍は年内ではとても治まらないのでは・・という様相を呈してきましたね。ワクチンは2回打ったけど、外出は極力控えています。またしばらく引き籠りです。
こんな時期は勉強するしかない!読書月間だ。
仕事の合間に書店でちょいちょい購入していた書籍が結構たまってしまった。どれも要点のみの飛ばし読みできちんと読みこんではいないので、選抜した何冊かをこの機に改めて読破しようと思います。
学校での受持科目(VMDマネジメントとリテールマーチャンダイジングの2科目)の参考に買ったものですが、どれもVMDという仕事の世界とその領域への理解を深めるのに役立つものばかり。
陳列構成や美観を本質的に理解するために「美学」関連の本は欠かせません。これまでにも色々読んだし、いま積んでる本も何度も読もうと試みてますが、どれも読解が難しくて(笑) 読むだけだとまったく頭に入ってこないので、付箋とメモ紙を傍らに置いて挑みましょう。
「風景の描き方」という古い本があるのですが、これは洋画家だった私の祖父の著書。実家を整理した際に書棚の奥から発見して持ち帰ったものですが、思い出してまた引っ張り出してきました。
祖父の影響もあり、私は「店舗と店頭の統合的な視覚化であるVMD」には絵画と同様の空間把握・認識・画面構成が必要である…と考えていますが、この本には私がずっと探していたそれらの要点がとても解りやすく纏められていました。私が自分なりに研究して導き出したVMD空間や陳列美観構成の論点ともほぼ同じで驚いてます。美術教師でもあった祖父自身が執筆した絵画の画面構成論が手に入ったのは、今の私にはとても有意義です。祖父からの時間を超えたプレゼント。自分なりに改めて解釈・再構築して、来年以降のVMDの授業で積極的に展開していこうと思っています。
「ファッションロー」も面白い本だし、新品同様を古本で1円で入手した「スペースブランディング」も素晴らしい内容です。そしてまた今月も気になる書籍が何冊か発売されるからチェックしないと。
こんなコラムを書く暇があるなら早く読めばいいのにね(笑)
コロナ禍が収束して、勉強期間・・充電期間が早く終わることを切に願います。皆様もお気をつけてお過ごしください。
「ハッカーと画家」から読み始めてます。